静音の小径 其の2

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<<   作成日時 : 2016/03/27 15:43   >>

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気持ちがカサカサする

戦争法が通ってからだ
3月29日には施行されるという

なにか行動しなければ・・・

しかし
わたしの心はとても疲れている
安保法制違憲訴訟の原告になることを決意し
メールも送ったのにまだ迷っている
がんばれるだろうか・・・・


先日7歳の孫とドッチボールを抱えて
図書館の裏の公園に行った

お互いに思いっきり投げ合うことができた
風の冷たい寒い日だったが
すこしぽかぽかしてきた

「本でも借りていこうか」
ほんとうにひさしぶりのことだ
いつから児童文学を手にしていなかったのだろう



他人に対する思いやりの心が家庭に始まるということを
わたしたちが悟ったなら
世界中の家庭がしあわせになる

そういうしあわせな家庭の家族が
いつかしあわせな世界をつくる

わたしたちはそういうことをやってみようではありませんか

世界はおおぜいの人からできあがっている
そのひとりひとりが思いやりのある
あたたかい家庭をつくることがまず大切
そしてそのひとりひとりが世界に思いを馳せること


どこかで聞いた言葉がこのところ耳からはなれない
ほんとうにそうだ
TVで哀しい事件を知るにつけ思う

悲しい育ちが悲しい結果への連鎖になる

わたしにできるのは
とりあえずわたしの家庭をあたたかくすること

その子等ひとりひとりが
世界に思いを馳せる人になってくれたら・・・


図書館ですぐ目に入ったのが「あらしの前」
わたしには今がその時であるように思えるから





画像 あらしの前

著者:ヨング・ドラ・ド(1911‐2003)
 オランダのアルネムで生まれる。若いころから作家として活動する一方、新聞記者としても活躍する。ナチス侵入の数日前にオランダを離れ、モロッコに逃れる。幼いころから習っていたバレエの先生をするが、のちにアメリカ合衆国へ渡り、戦後に市民権を得る。オランダに残った家族は、戦争を生き残れなかった。第二次世界大戦中の経験や、オランダから材料をとった作品をいくつか発表し、評判を呼ぶ。1947年、『畑地は世界』(オランダ語)にアムステルダム市から文学賞が贈られる。ミステリー作家としても知られ、1964年には『時のコマ』でエドガー・アラン・ポー賞を受賞


 訳者:吉野/源三郎(1899‐1981)
東京生まれ。編集者、評論家、作家、翻訳家。新潮社版「日本少国民文庫」の編集主任を務め、「岩波少年文庫」の創刊にも尽力。雑誌「世界」の初代編集長




ナチス・ドイツがポーランドへ侵攻
第二次世界大戦が始まっていた

中立を掲げるオランダでも
戦争に巻き込まれるかいなかと不安が広がっていた。

普段通りの生活を送っていたオールト家の人たちもそうだった。

医師のおとうさん、おかあさん、長女のミープ、長男のヤープ、
勉強に悩むヤン、ヤン思いのルト、ピーター・ピム、
生まれたばかりのアンネ、女中のへーシェたちは
それぞれの一日を過ごしていた。


しかしオールト家にも戦争が忍び寄ってきた。
ドイツから逃げてきたユダヤ人のヴェルナーを匿うことになり
防空壕を作るかどうかの話などが出た。

お互いに許しあう日であるクリスマスにルトは
「もしも、年じゅういつもクリスマスだったら、そうなれさえしたら……
(中略)
そうすれば、人びとはいつもおたがいに親切にして、
戦争なんて、もう二度とないのに」と。


とうとうオランダはドイツの侵攻を受けることになった。
村にも爆撃があり、続々とドイツの落下傘部隊が降下してきた。

ヴェルナーはミープの助けを借りて出国するため
ロッテルダムへと行くが、
5月14日ロッテルダムは空襲を受け、
ついにオランダはドイツに降伏。

オールト一家は祖国の敗北と身内の安否で不安と絶望に陥りかけた。

しかし、おかあさんが
「あたしたちは、まだこれからも、じぶんを守っていきましょうね、
武器を使ってではなく、正しいことを信じる、あたしたちの信念の力で――」
と励まし、一家は真っ暗な明日へと勇気を持って歩み始めた。

戦争が忍び寄る中での人々の日常と心理を
ときにユーモアをまじえてリアルに描いている。
また、たとえ困難な状態でも希望を失わず前を見る
オールト一家に勇気と希望を与えられる。




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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
訳者が『君たちはどう生きるか』の
吉野源三郎さんなんですね。
忍び寄る戦争の影に怯えながら、
家族の絆を大切に生きようとする
人々の姿は胸を打ちます。
戦争参加への道を開く法案はおかしいと
考えてる人は、潜在的な層も含めれば、
非常に数多いんですけど…。
何かきっかけがあれば、流れが劇的に
変る場合もあるような気がします。
yasuhiko
2016/03/30 22:55
♡゚。yasuhikoさん ゚。♡
そうです。有名な本ですね。でもはじめて読んだような気がします。数日前の朝日の投書に戦争にしないために改憲をという声が載っていました。こういう人って今自民党が改憲で何をしたがっているのか、ほんとうにわかっているのって訊きたくなります。憲法で9条をなくして、自衛隊を国防軍にしたからと言って、日本を守れるのでしょうか。シリアやイラクの話を聞いていると、あれだけの武器があって、そうだからこそ、人々はとてもひどい目にあっている。わたしは完全丸腰国防論者ですから。みなさんどう思っているのかなって最近思います。
ののはな
2016/04/01 23:56

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