子どもと放射線量

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なんという皮肉なもの
孫の大好きなアスレチックは
市川市のホットスポット

この日は休日なのに
子どもの姿がない

8ヶ月ぶりに連れて行ったので
孫は大はしゃぎ
ひとりで階段を駆け上る

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 八ヶ月前には
 手で支えてやらなければ
 乗れなかったこの遊具にも
 今はひとりで乗っている

 家の側の
 交通公園で
 鍛えていたからかな

 なんでも「自分で・・・」という
 自立心旺盛な子




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線量計をそっとベンチに置くと
なんと0.35μs/h
年間3ミリシーベルトの地点
どうしよう・・・
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孫は大喜びだけれど・・・


公園の隅に山積になっている
落ち葉の袋の上に置くと
なんと0.46μs/hまであがる
年間4ミリシーベルトだ・・・・

公園のどこにもここは放射線量が高いので
危険だという張り紙はない
落ち葉を集めた箇所にも
ここには近寄らないとは表示されていない


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これじゃ

しかし親たちはしっかり放射線量を測って
ここが危険だと知って遊ばせていないのだろうか

だれも遊びに来ないわけはなんだろう

帰りたがらない孫を説得して
孫の大好きな公園を後にする

昔よく遊んだ里見公園の下へ行こう

ところが。。。

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なんと
江戸川縁のここもこの数値!
青い空の下、椅子を並べて
たのしくピクニックに・・・と思ったのに

家をでるとき
孫はご近所の人に
「どこ行くの?」と声をかけられ
「遠足・・・アスレチックに行くの!」
って大はしゃぎだったのに・・・・

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孫の未来を思うと
もうこれ以上は限界と
早々に退散

子どもの心臓に
大人の5倍以上の
セシウムがたまるそうだ


11月25日の新聞に小さな記事があった

*********************

福島第一原発から半径20km圏内の
警戒区域の牛の筋肉に蓄積した
放射性セシウムの量は
血液中の放射性セシウム量の20~30倍


調査したのは
東北大学加齢医学研究所の
福本学教授(病理学)らのグループ


8月下旬から11月半ばにかけて
殺処分された牛のうち47頭を
所有者の同意のうえで解剖し
筋肉や内臓に含まれる放射性物質を調べた


その結果
血液から60ベクレル/kg
同じ牛のももから
1800ベクレル/kg
また筋肉からは
血液の20~30倍の放射性セシウム
肝臓などの臓器は10倍
甲状腺ではほとんどなし

なんとセシウムは
今まで甲状腺に蓄積すると考えられていたが
筋肉に血液の20~30倍が・・・


福本教授は話す
「内部被曝については多角的な研究がこれまでなく、
この事故から学ぶしかない。それが将来の人類のためになる」
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今を生きるこの小鳥もヒトも
こうした実験のモルモット


かわいい孫を
こうした環境に曝していることの哀しさに
またまた絶望的な気分になる


放射能に安全な値はない
しかし幼い子どもをもつ者は
やはり自衛するしかない

一体安全の基準ってどこのあるのだろう

2007年に
国際放射線防護委員会(ICRP)が勧告した
市民の年間被曝限度量は・・・
自然由来と医療用放射線を除いて
「1ミリシーベルト/年」


多くの自治体はICRPの勧告をもとに
屋外にいる時間などを考慮し
「0.23μs/h前後」の基準

環境省はICRPの考えをベースに
国の予算で除染する基準を
「年間1ms=0.23μs/h」
と9月に固めた

文部科学省は
「1μs/h」と10月に示した

一体この数値の違いはなんなのだろう
わたしには全くわからない

孫が遊んだ公園の空間線量は0.35μs/h
文科省の基準では安全で
ICRPや環境省の基準では除染対象になる

川崎市は市民の安全のためと6月
「0.19μs/h」を基準に

6月に新宿区は「0.25μs/h」
その後「0.23μs/h」に

杉並区は文科省のガイドラインが出てから
区の基準を「1μs/h」にした
職員の出動は0.7μs/hだ

こうして調べてみて全く数値がばらばら
しかも区によって危機感がまったく異なる

未来を作っていく子ども
今まさに細胞分裂して身体をはぐくんでいく子ども
放射線の危険度はわたしたちの10倍以上

その子どもが生きる環境について
あまりにもいい加減だ
危ないのだからもっと基準を
厳しくすべきではないか

千葉県の行政は一体どうなっているのだろう
除染うんぬんの前にホットスポットに
きちんと張り紙をすべきではないだろうか


はじけるしゃぼん星

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この記事へのコメント

2011年12月13日 18:13
0.23μシーベルトという基準は、その場に居るのは一日に8時間と仮定すると、この数値で年間被爆量が1㎜シーベルトに到達するという数値だそうな。でも外にいる時間がなんで8時間と限定されるの?大人だって子どもだってもっと長い時間外にいることはある。文部科学省の基準の1μシーベルトは狂気の沙汰。つまり年間被爆量を4mmシーベルトから5mmシーベルトまでは可としておけば、福島県の大部分や東京近辺のホットスポットも除染や避難の対象にならなくてすむと言う意図で作られたものでしょう。やはり安全基準は大人も子どもも、ただしくは国際基準の年間1㎜シーベルト以下で、一時間あたりの線量は、0.11μシーベルト以下とすべきですね。
2011年12月13日 19:24
放射能被災・・・この声を上げることに「風評被害を拡大する」から慎めというメールを少なからず受けたことがあります。
風評被害と言う農産物や人間などたくさんの被災に対する加害者責任を隠す役割を持っている点声を大にしていきたいですネ。
政府や原発ペンタゴンの思惑に、被災者の声が届かなくなる悪い傾向の世論ですよね。
2011年12月14日 14:57
驚きでいっぱい。。いつしか驚かなくなった自分があるのが怖いです
今やホットスポットだらけで、小さな子供や、若者たちの安全は特に図ってもらいたい思いですね。可愛い盛りのお孫さん、安心して遊べる場所を探すのも至難になってきてしまいましたね
この先がまだ見えないことだらけで不安を隠しきれないです
署名や原発問題にまた目を凝らして、実践できることをやらなければと、思い始めていたところです
力強いののはなさんのブログで力が沸いてきました
2011年12月15日 20:15
お孫さんの成長、目を見張るものがありますね。
何処も線量が高くて、自由に遊ばせることも出来ない状態なんですね。
お孫さんにどうやって説明したら良いのか、ののはなさんお困りでしょう。

安全基準値もバラバラでは、何を信じて良いのか!
けっきょく自己防衛するしかないのですよね。

お孫さんが「もう帰ろう!」と言うまで、思いっきり遊べる場所を探してあげたいですね。
2011年12月16日 09:12
我が家にも先日孫が遊びに来ましたが、我が家の庭の線量は不明です。
長男は栃木県に住んでいますが、線量の高い場所もあるようだし、本当に孫の将来に懸念があります。

ここまでになっているのに、まだ原発推進を唱えている人たち(例えば経団連の会長さんなど)、震災後の福島原発に行ったことがあるのでしょうか?
現場へ行き、現地の人の生の話を聞いてほしいです。
2011年12月17日 00:16
ののはなさん、ご無沙汰です。
いつの間にか白い季節になりました。

「冷温停止宣言」とか、事故そのものは収束したと。
何やら国民はそっちのけで、ご自分たちの立場を思わんばかりのようですが…。
この国をつかさどるリーダーたちの浅はかさには情けないやら…
罪もない子どもたち、この子達の行く末を見届けることなく、去ることになるような私たちです。
解決できない大きな荷物を、将来ある若者、子どもたちに背負わせてゆくことになる平成の時代とは、なんと罪なことなのでしょうと心が痛みます。
ミズナツキ
2011年12月17日 14:23
ののはなさん こんにちは。
ご訪問有難う御座います。
お孫さんの成長は素晴しいですね。
線量計を持参してのお孫さんとの散歩
寂しいですね。此方では考えられない事です。
早く安心してお孫さんと遊ぶことができる
環境になってほしいですね。
3日から田舎へ帰省しています。近所は高齢者が多く
不幸事等が重なり山口への帰省はまだ10日程出来そうにありません。
ご返事が遅れて失礼しています。
   弟のPCより
2011年12月20日 00:21
こんばんわ。たった一つの原発事故で
子供を戸外で遊ばせるのに躊躇しなければならないなんてなんて悲しいことでしょう。
日本各地にある数々の原発、いつどこで同じように事故が起きるとも限らない
と思うと恐ろしくなります。決して対岸の火事ではありません。
チェルノブイリの事故のあと子供達の健康被害が次々起きていることを思うと
今回の事故のあとの子供達の健康被害が憂慮されますね。

今度富山にいらっしゃるとのこと
週末から本格的な冬型が到来するようです。
どうぞ気をつけて来てくださいね。
神通峡あたりをドライブなさるのも一つかと思い
わたしのブログで候補をあげておきました。
でも雪模様かもしれませんね。
ののはな
2011年12月24日 22:52
♡。コアラさん゚。♡
全く同感です!ようやく食品の放射線量の基準が定められましたが、食事を作る側から言えば、大人用・子供用と食材を別にして作るって難しいですね。なぜ同じ基準にしないのでしょうね。厳しくしておかしくないと思います。放射線量が高いものは高いと表示して、ちょっとお安くして、高齢者だけの家族などで買いたい人が買えばいいと思うのですが。賞味期限切れのものをこうやって売っているお店ってありますよね。ただ線量が高い物を置く場所も問題かしら。難しいですね。もう日本中汚染されちゃったのですものね。それなのに・・・原発をどんどん容認していくこの空気なんなの?
ののはな
2011年12月24日 22:57
♡。Tatehikoさん゚。♡
わたしも同感です。
>風評被害を拡大する」から慎めというメールを
>少なからず受けたことがあります
そうですね。わたしも家族にいつも言われています
「そういうのが風評被害を生むのだ」って。
でもわたしはちがうと思うの。大丈夫大丈夫って言っていてもちっとも大丈夫ではなかった。その現実が人々を不安にさせる。それに安全と言って出されたけれど、しばらくすると・・・あれってこといっぱいありましたね。そのうちなにが安全で危険なのかわからなくなる。これが現実です。
ののはな
2011年12月24日 22:59
♡。コケ魔女さん゚。♡
コケ魔女さん、コメントありがとう!そうなんですよ。わたしも大人だけの世帯だったらこれほど心配しないかも。でも教え子のことは心配になるけど。いずれにしろ権力者が信用ならないってことを、心底、今回の事故で思い知らされました。
ののはな
2011年12月24日 23:02
♡。ハーモニーさん゚。♡
そうなんですよ。ほんとうにあっという間にこんなに生意気盛りになって。
それなのにこの目に見えない危険な物が世の中に広がっていく。なぜチェルノブイリの時、わたしは人ごとだったのかと自分を責めています。今改めてチェルノブイリのその後の本を読んでいます。今を生き抜くために。
ののはな
2011年12月24日 23:06
♡。カンツーネさん゚。♡
そちらの方はここよりましなのではないでしょうか。お孫さんかわいくなられましたね。このかわいくてたまらない子どもたちの未来を汚してはいけないですね。未来の人々に、今の大人たちは何をしていたんだと責められるでしょうね。
原発を動かさないと経済が・・・という大人には一番大切なのは何なのか聞いてみたいですね。
ののはな
2011年12月24日 23:09
♡。涼さん゚。♡
ほんとそうです。国民そっちのけです。ましてや福島の人々の気持ちなんか・・・
冷温停止の定義もきちんとせず、ただ外国向けに日本は大丈夫ですよ、って経済を優先させただけって気がします。そして時の流れと共にみんなが忘れ去ってくれることを願って。
みな無責任すぎです!!
ののはな
2011年12月24日 23:11
♡。ミズナツキさん゚。♡
まあそんなご事情でコメント・・・ほんとうにありがとうございます!
ミズナツキさんもほんとうに大変ですね。でも誠実にいろんなことに対応されて・・・大切なことですね。田舎はどちらの方なのでしょうね。
ののはな
2011年12月24日 23:15
♡。norikoさん゚。♡
いろいろ情報ありがとうございます。それにしてもnorikoさんの写真技術どんどん向上されていく・・・びっくりです。学ぶって大切だなって思い知らせれてます。
富山寒いかしらとたくさん着込んで行ったのですが、風がなくほっこりとあたたかかった気がします。しかし雪でしたね。で、ま駅の周りをうろうろ。近いうちにアップしますね。とにかくありがとうございました。
ののはな
2011年12月24日 23:17
たくさん気分玉を下さった方々ありがとうございます。
一時はもうブログなんて書けないって落ち込んでいたのですが、こんなつまらないブログに来てくださって、気分玉下さって、わたしはすごく励まされます。わたしはわたしでこうやって生きていくしかないんだなって気持ちになります。ほんとうにありがとうございます!

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