日本国憲法と自民党草案の比較・・・その1 前文

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台風一過に二重の虹 
憲法も議論が深まり国民が真に理解して
憲法実現の一歩になあれ




2013年の年明けに安部政権の閣僚のメンバーを見ていた
そこに行政改革担当大臣、公務員制度改革担当大臣
さらに規制改革担当大臣として「稲田朋美」の名前があった

彼女の経歴を調べていたらこれが実に怖い人
今も規制改革会議で「雇用の流動化・多様化」などと
うまく言葉をあやつって
たった1年で日雇い派遣を解禁の方向に
日本の雇用はどうあるべきか、日本の社会はどうあるべきか
日本の若者の生き方は・・・
という理念・モラルも議論されないうちに
安倍首相のいう「国家戦略特区法案」にどんどん傾いてゆく

まあ、今日はそんなことを書くのが目的ではなかった
とにかくあの頃
「稲田の姿」に安倍晋三が改憲に命をかけていると感じた

で調べてゆくうちに
自民党の改正案はとんでもないものだと知った
急遽1月12日、自民党憲法改正草案の一部を載せた
このブログを見た友人からは
「安倍の狙いはあなたの思っている通りよ」と



憲法記念日を前に、
安倍政権は「参院選では96条改正の是非を問う」と明言

現行でこうなっているものを・・・
[第96条 この憲法の改正は、各議院の総議員の3分の2以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。]

自民党は・・・
[この憲法の改正は、衆議院又は参議院の議員の発議に基づき、各議院の総議員の過半数の賛成で国会が議決し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票において、その過半数の賛成を必要とする。]

と憲法改正案の成立要件を「3分の2」から「2分の1」に変えようというのだ!
とんでもないことだ!



憲法学者の石川健治氏は「立憲国家へ反逆に動く議会政治家たち 真に戦慄すべき事態」と
・・今、自民党がやろうとしていることは、たとえばサッカーの選手が自分たちが有利になるようにルールを変えてから試合をしようというものだ・・と反論

神戸大名誉教授の浦部法補氏は「内閣の都合で主導、本末転倒」と
・・1票の格差が是正されない状態で選ばれた議員が改憲の提案をすることに問題視する人が44%もいる。これは今の議員は国民の代表としての資格がない、ましてや憲法をいじる資格がない・・と


経済学者の岡崎哲二氏は「96条改正論は国の信用下げる」と
・・国家は、国民に対して圧倒的な権力と強制力をもつ。それを有効に制約する制度がなければ、国家はコミットメント能力を持たず、国家と国民との間の経済取引は成立せず、国民の経済活動に対するインセンティブが低下。長い歴史を通じて、この問題を解決する有効な手段として形成された制度が「憲法」にほかならない・・と

そしてなんと 改憲論者として自民党の勉強会にも参加していた
憲法学者・小林節氏も「96条改正は『裏口入学』 憲法の破壊だ」と激怒
・・権力者は常に堕落する危険があり、歴史の曲がり角で国民が深く納得した憲法で権力を抑えるというのが立憲主義。改憲のハードルを下げれば、一般の法律と同じ扱いになる・・と




なんという横暴な・・・と怒っていたが、
とりあえず勉強しなければ・・・と
ここ数ヶ月、「憲法とは何か」と問い続けていた
いくら主権は国民にありますよと言われても
国民には権力はない
とすれば、
その権力者が横暴にならないように憲法があるはずだと


今回はじめて「民主党マニュフェスト」と検索してみた
そこで2009年の民主党のマニフェストに
「国民の自由闊達な憲法議論を」
という文言があったことを知る
元弁護士の枝野幸男さんが入れたと言われている


*-*-*-・・・◆ 国民の自由闊達な憲法議論を◆・・*-*-*

憲法とは公権力の行使を制限するために主権者が定める根本規範である」というのが近代立憲主義における憲法の定義です。決して一時の内閣が、その目指すべき社会像やみずからの重視する伝統・価値をうたったり、国民に道徳や義務を課すための規範ではありません。民主党は、「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」という現行憲法の原理は国民の確信によりしっかりと支えられていると考えており、これらを大切にしながら、真に立憲主義を確立し「憲法は国民とともにある」という観点から、現行憲法に足らざる点があれば補い、改めるべき点があれば改めることを国民の皆さんに責任を持って提案していきます。民主党は2005年秋にまとめた「憲法提言」をもとに、今後も国民の皆さんとの自由闊達な憲法論議を各地で行ない、国民の多くの皆さんが改正を求め、かつ、国会内の広範かつ円満な合意形成ができる事項があるかどうか、慎重かつ積極的に検討していきます
*-*-*-*◆-・・・-・・・・-・・・-◆ *-*-*-*



こうしてあらためてじっくり読み直してみると
そうだったんだと・・・今更ながらじーんと胸に迫るものが
米国を敵に回しては、国内にある親米派の組織全体を敵に回したことになる
民主党は潰されたんだな・・・とまたあらためて実感



そもそも教員採用試験勉強をはじめるまで
わたしはどこでも憲法の勉強をした記憶がない

21歳ではじめて日本国憲法の前文を読み感動した
あの日の高揚感を今も新鮮に思い出す
あれから43年間、憲法と教育基本法を自分の支えに生きてきた
その憲法の危機だ


今日は現行の憲法の「前文」と自民党草案の「前文」を比較してみよう


*-*-*-*-*--◇◆日本国憲法 前文◆◇・-・*-*-*-*-*

 日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。

 日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。

 われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。

 日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

*-*-*-*-*---◇◆・・・・・・・◆◇-・-・*-*-*-*-*

*縦(過去から未来)と横(日本から世界)へのまなざし。
*平和憲法が生まれた経緯を後世に伝え、同じあやまちを繰り返さないという強い決意。
*国政の権威は国民の厳粛な信託による。しかもそれは人類普遍の原理。この憲法もこの原理に基づく。



これに対して自民党草案は

*-*-*-*-*--◇◆自民党草案 前文◆◇・-・*-*-*-*-*

 日本国は、長い歴史と固有の文化を持ち国民統合の象徴である天皇を戴く国家であって、国民主権の下、立法、行政及び司法の三権分立に基づいて統治される。

 我が国は、先の大戦による荒廃や幾多の大災害を乗り越えて発展し、今や国際社会において重要な地位を占めており、平和主義の下、諸外国との友好関係を増進し、世界の平和と繁栄に貢献する。

 日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する。

 我々は、自由と規律を重んじ、美しい国土と自然環境を守りつつ、教育や科学技術を振興し、活力ある経済活動を通じて国を成長させる。

 日本国民は、良き伝統と我々の国家を末永く子孫に継承するため、ここに、この憲法を制定する。

*-*-*-*--・◇◆・*・*・・*・*・◆◇-・-*-*-*-*


*そもそも、主語は「日本国」だ!
 (国民主権国家とは思えない表現ばかり)
*文化、歴史、伝統を憲法に入れるなんておかしい。
 なぜ自民党の価値観を押しつけるのだ。
 (枝野氏がいうように、
 憲法は国民に道徳や義務を課すための規範ではない)
*過去の加害者としての反省がない。
 (間違った戦争をしかけたけれど負けてしまい、
  無条件降伏したのではないか。
  その結果平和憲法が生まれ、
  戦後68年間人殺しをせず、
繁栄してきたのではないか)
*国民に国防精神を強制か
 (憲法は国民に義務を課すためのものではない)
*家族が助け合って暮らすのはあたりまえだろう、
そんなことまで憲法に入れる?
 (なぜ中学生に渡すのだっておかしい「こころのノート」
みたいなものが憲法に、おかしいだろう)
 
*我々は・・・国家を成長させないといけないのか・・・
なぜこんなことが憲法に?!
*国民の自由や平和のためではなく、
国家のための憲法か・・・・がくっ!
 (まさに君が代の・・・思想そのものだね)


  ....その2へつづく

はじけるしゃぼん星

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この記事へのコメント

2013年10月05日 21:48
まったく、ののはなさんに同感です。
小林節氏は、いままで右寄りと言われてきた人で、改憲論者ですよね。
その人でさえも、自民党草案をこきおろしています。

集団的自衛権の憲法解釈変更問題にも、とても危険なものを感じます。
この問題も、当の自衛隊幹部やOBの人たちに、反対意見が多いです。
それもそのはず、前線の自衛隊員に生命の危険が伴うわけですからね。

安部さんの言う積極的平和主義って、もっと具体的に説明してほしいです。
コアラ
2013年10月05日 23:13
現行憲法は「平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して」と前文で述べることで、9条の「戦力の不保持・武力の不行使」「交戦権」の否認を支える考え方を提示しています。だからこの「平和主義」には、「平和を守るため」と称して軍事力を発動するという発想はなかった。安倍総理が「積極的平和主義」と唱えているのは、現行憲法と戦後の日本が取ってきた外交政策を「消極的平和主義」と捉えてこれを否定するためですね。自衛隊は自衛のための武力で戦力ではないと解釈しても、交戦権は認めないわけだから集団的自衛権の行使も否定され、自衛隊を国連平和維持軍に派遣しても戦闘はできない。武器を持っていても攻撃されないかぎり使えない。イラクに行った陸上辞栄太はまさにそれ。そして海上自衛隊も燃料の給油にとどまった。これを消極的と否定するということは、「平和を守るため」と称して積極的に武力を行使すると宣言したということ。現行憲法は集団的自衛権を否定していないと彼は唱えるので、たとえばアメリカがシリア制裁のために「国連軍」または「多国籍軍」を組織した場合には、自衛隊を積極的に参加させ、戦闘に参加させるということになります。シリアに乗り込んだ自衛隊はサリン攻撃に直面する。安倍総理と自民党改憲案は「平和主義」という言葉を意識的に使うことで、「憲法を変えても何も変わらない」かのように偽装して、実態を全く変えてしまおうと考えているのです。
2013年10月06日 10:15
ののはなさん(^^)
おはようございます。
ワタシの出来る事で憲法問題に向かっていきます。
絶対に改憲させてはいけません。
2013年10月06日 12:46
ののはなさん 私はこれまで、安倍首相が唱える憲法改定の必要性や、積極的平和主義というものに、概念として反対してきましたが、今回、ののはなさんは、いかにも貴女らしい形で、きちんと整理して見せてくれましたね。
私にとっては、非常に分りやすくて助かりました。この文章をコピーして、私のPCに保存しました。
私は今後、貴女が整理してくれたこの論理や解釈を大いに利用させていただいて、自民党の右傾勢力の考えにに対抗して行こうと思います。
第2弾にも期待していますよ。ののはなさん 有難う!!
ののはな
2013年10月08日 21:48
♡゚。カンツオーネさん゚。♡
小林氏はやさしい人で、自民党ともちゃんと話ができる関係を作りながら、立憲主義を理解してもらおうと思っていたようです。しかし・・それでも96条から変えようというのはあまりにも虫が良すぎるのではないかと怒っているようですね。きちんと憲法とは何かを知っている人のようです。
 自民党の草案を手がけた人々は恥を知らない人々なのでしょうね。
安倍氏の言う「平和」って、アメリカの歴代の大統領が言っている「平和」と同じ意味なのではないかしら。ようするに世界がアメリカの思い通りになって反逆しないというのが平和なのではないかしら。
消極的って形容詞をつけたのは、過去の首相をアメリカに追従・迎合派と自主路線派に分けると、吉田元首相を筆頭に圧倒的に、追従・迎合派が多いのですが、それでも少数の首相は、なんとかアメリカの要求を退けて、平和憲法を盾に、日本の自衛隊の派遣を見送ってきた。それをアメリカは世界の平和のために日本はなぜ闘わないと責めていたと思います。福田元首相もそれで辞めざるを得なかったと覚えていますが。安倍氏のいう積極的平和という言葉を聞いたときに、わたしは「ああ、安倍さんは積極的にアメリカに協力して世界の平和(アメリカの勝手な正義?ですが・・・これを平和とはいいませんね)に貢献するということかな」って思いました。素人の考えなのですが。
2013年10月09日 16:31
「憲法を変えたい」と暴走している政府・首相のふてぶてしい笑みをテレビで見るにつけ、麻生副総理が言った「ヒトラーに見習って」という言葉を地で言っている感じがしますね。
貴重なブログ記事です
2013年10月15日 19:22
ののはなさん、こんばんは。
こちらは白鳥も飛来し、朝夕の冷え込みに、暖房であったまるのが心地よい時季になりました。

ずっと以前に雑誌記事で知った稲田さん、その記事の中でとても違和感を覚えて以来、嫌悪感を持っているのです。
不都合もない憲法と思うのに、改正してこの国を何処へ導いてゆくのでしょうね。
原発再稼働を要求するところもあり、原発を海外に売り込もうとする政党が大勝する。
不可思議な世論調査、とてもとてもついて行けそうにないなぁ。
マスコミへの不信感も募るばかりですね。
ののはな
2013年10月16日 22:19
♡゚。コアラさん゚。♡
>安倍総理が「積極的平和主義」と唱えているのは、
>現行憲法と戦後の日本が取ってきた外交政策を
>「消極的平和主義」と捉えてこれを否定するため
そうなんですよね。今までの首相のやり方を批判してさらにアメリカにすり寄るという姿勢を鮮明にすることが、安倍総理がよく言う「積極的平和主義」ってことですよね。

>自衛隊は自衛のための武力で戦力ではないと解釈しても、
>交戦権は認めないわけだから集団的自衛権の行使も否定され、
>自衛隊を国連平和維持軍に派遣しても戦闘はできない。
>武器を持っていても攻撃されないかぎり使えない。
そうなんですよね!!

>(安倍総理は)現行憲法は集団的自衛権を否定していないと唱える
とんでもない!どこを根拠にそういうのでしょうか。どうしてそんな解釈ができるのかな。「集団的自衛権」?よ~く考えてみなければ。
安倍総理は言葉を巧みに使いますよね。そうやって国民を騙すのですね。
でもなんだかこの頃のTVでの顔つきよくないですね。
ののはな
2013年10月16日 22:22
♡゚。詩音連音さん゚。♡
あなたらしくがんばってね。わたしはもうなにをやるにも時間がかかって。
ちょっとオーバーワーク気味なのかもしれません。でも憲法の問題だけは譲れない。問題はありすぎて、日々山のように積み重なってゆく。
国会中継を見ているとストレスがたまりますね。
お互いにがんばりましょうね。
ののはな
2013年10月16日 22:36
♡゚。あきさん゚。♡
わたしはほんとうに勉強不足なんです。教師って仕事はいつも今の勝負。悔しいことに世の中のことを知らなければ、子どもにも教えられないのに、ニュースもTVも見ないで走り回っていた。夫が休みの日に新聞を読んでいる姿が恨めしかった。わたしには休みの日には朝から晩まで働いても終えられないほどの家事があったっけ。平日はこれまた夜討ち朝駆けで、親から電話がかかり、日々生徒の問題にかけずり回っていた。あ~あ、だからか、あんまり難しいことはわからないのです。とにかく自分なりの納得の仕方をしない限り理解できないのです。で・・・ゆっくり考えないと、なんだかとっても怖い気がするのです。言葉だけ頭だけずるっとすべってゆくような。
歴代の総理がアメリカ寄りかどうか、それが彼の政治生命をどうさせたのか調べてみてなんだかわかったような気がしました。
アメリカは特攻隊で飛び込んでくる日本人を今のアルカイダのように思っていたのかもしれませんね。それとやはり日本人へのすごい差別感、侮蔑感があったのではないかしら。で・・・それがマッカーサーが案外うまくやってくれたので、他の国も同じようになるって思ったのかなって、先日イラクに対するアメリカのやり方を見て思いました。ベトナムに対しても・・・なのにあれほどの無差別爆撃をしても落ちなかった。どうしてそこに学ばないのでしょうね。で・・・わたしとしては戦後のアメリカの唯一一番いいときに最高に理想的な憲法を作ってくれたと思っています。その後は日本をもっと違う形で利用することばかり考えてゆくようになった。マッカーサーの失脚と平行して。で、解釈の問題にすり替えて、日本も巻き込もうとしている勢力があるのではって気がします。
ののはな
2013年10月16日 22:42
♡゚。Ttehikoさん゚。♡
Tatehikoさん、ほんとうに今の政権は最低ですね。昨日今日と、国会中継をみていて、こんなお粗末な国会討論(?)聞いたことないな~って。だんだん、レベルが・・・いいたくないけれど・・・お粗末です。世襲政治のせいかしら。なんだか人間がだんだんちっぽけになる。高邁すぎる憲法が理解できないのでしょうね。どんどんアメリカのあの軽薄さに近づいているようですね。
ののはな
2013年10月16日 22:53
♡゚。涼さん゚。♡
コメントありがとう!
そちらは暖房が心地よい季節となりましたか。こちらはまだ日ざしは暑いです。ベランダで洗濯物を干していると汗ばみます。雑誌で稲田氏はなにか発言していたのですか。この頃TVでちらっと見かけますが、傲慢そうな人ですね。冷たいというか・・・。
いまだ十分実現していないこの憲法、それを改正するために自民党が作られたという人もいますね。なぜなら押しつけ憲法だから・・・と。わたしはふざけるなって思ってます。あの戦争に負けたから、今のこの時代がある。戦争に負けたから、無条件降伏したんだから、あの憲法があるって思ってます。時代を覆すことはできない。しかもそれが問題ありありの憲法ならいざ知らず。でも・・・戦前のようなうつくしい日本を目指している安倍総理たちには、きっと不都合なのでしょうね。でもそれこそ勝手すぎる。天皇だって、軍部にもう力をもってもらいたくないって気持ちがあったように思う。だからアメリカに追従したんだと思う。
 ノ!原発を言い始めた小泉氏に今、注目しています。核の廃棄物の処理場がない日本になぜ核開発なのか。誰だって疑問ですよ。処理場がなくてトイレの水が流せないのに、水洗トイレがあったら、おかしいよね。今の日本はそんな国。それをおかしいと言ったら、国家機密法で・・・し~い・・・
コアラ
2013年10月17日 23:00
アメリカによる占領統治による日本民主化の成功がイラク占領のひな形。でもこれは、日本の支配層には、有力な親米派、日本は米英と協調しないとやっていけないという考えを明治から持っていた一派がいて、彼らの強力な支持なくして占領統治は不可能であった事実を見落としている。1945年当時において、この親米派は昭和天皇を頂点に、宮中にも外務省などの官僚にも、そして自由党や民主党にも多数いた。この人たちは、日本の中国侵略を止めてアメリカと対立することを回避するべく努力した人たちで、日米戦争が始まってからはその早期終了に尽力した人々。明治以後の日本の政治は、右は神国日本を唱えて植民地獲得にまい進する国粋主義者。左はは民権派、やがてそれは社会主義者となる。両者の中間には、植民地を持たず米英と提携して自由貿易主義でいくしか弱小日本が生きていく道はないと自覚し、国粋主義は取らず議会制民主主義を基礎とした自由民主主義の拡大を意図し産業立国を目指したた中間派がいた。これを代表する政治家は、明治なら伊藤博文、大正なら原敬・浜口雄幸(総理大臣ではね)。だから帝国憲法の下でも明治の終わりには政党内閣ができ、大正時代には二大政党による政権交代もできていた。この長い民主主義の伝統と親米派の力があってアメリカの占領統治による「日本の民主化」はできた。そして民主化は国民の夢でもありました。現行憲法は押し付けと考えたのは冷戦激化で復活した国粋主義派だけ。自由民主党の右派。主流派と左派は違い、進歩と受け止めたが、左右社会党の合同に対抗して出来た自民党は、右派の主張を入れて「自主憲法回復」を党是に入れた。安倍自民党はまさにこの右派の正統な後継者。今や自民党を占拠している。
珊底羅
2013年10月19日 23:40
 今晩は。
 再犯を繰り返す人や万引きや痴漢は一生、治ることがない。減刑する必要はあるのだろうか。
 判事は身分保障されている。このままでいいと思わない。読んでいけば、時代とあわない個所が随所にでてくる。部分的に修正するのかしないのかも一考する。現憲法の姿勢は変える必要はない。
ののはな
2013年10月24日 21:32
♡゚。コアラさん゚。♡
そうですね。明治以来日本にはものすごい欧米への憧れがありましたものね。わたしなんかも、いろんなことをどうしても欧米と比較してものを考えるという風な意識になりがちです。
で、コアラさんのおっしゃることいちいちよく頷けます。
>明治以後の日本の政治は、
>右は神国日本を唱えて植民地獲得にまい進する国粋主義者。
>左はは民権派、やがてそれは社会主義者となる。
>両者の中間には、植民地を持たず米英と提携して
>自由貿易主義でいくしか弱小日本が生きていく道はないと自覚し、
>国粋主義は取らず議会制民主主義を基礎とした
>自由民主主義の拡大を意図し産業立国を目指した中間派が。
なるほどね・・・いい現代史の勉強になります。
>この長い民主主義の伝統と親米派の力があって
>アメリカの占領統治による「日本の民主化」はできた。
そうですね。わたしもそう思います。
そうでなければあそこまでとんとんとうまく行くはずがない。
>そして民主化は国民の夢でもありました。
>現行憲法は押し付けと考えたのは冷戦激化で復活した国粋主義派だけ。
そうなんですよね。押しつけと言うけれど・・・日本人の中にその土台はあったのです。それがわたしには文献の裏付けとかができないので、うまく言えないのですが。
安倍自民は・・・時代をあの古きよき(彼らはそう思っているのでしょうね)時代に戻したいのでしょうね。
ののはな
2013年10月24日 21:32
・・・ ところで、わたしはドジをして今、ブログにログインできない状態なんです。引っ越しをし、その届けを出さず、おまけにたくさんのカードを処分したらそのなかにビグロブに届けていたカードも入っていて、カードがない状態になった。おまけにメールアドレスも変わったのに届けなかったので、わたしへの連絡も届かなかった。あ~あ、今日やっとカードの変更を届けましたので7~10日かかるようです。
25日(金)に機密保護法が閣議決定されるというので、官邸前での集会を呼びかけようと思っていたのですが。台風も来ると言うし・・・大変なこと。わたし自身は火曜日にやっと参加できました。たまたまママが孫をお茶の水の眼科に連れて行く日だったので、早退してくれて。困ったことがぞくぞくと・・・。
ののはな
2013年10月24日 21:46
♡゚。珊底羅さん゚。♡
>再犯を繰り返す人や万引きや痴漢は一生、治ることがない。
>減刑する必要はあるのだろうか。
>判事は身分保障されている。
>このままでいいと思わない。
まあこのあたりはいろいろな考えの人がいると思います。
わたしは、性善説に立たないと世の中は良くならないと思ってます。
だから、なるべくならもう一度生き直すチャンスを与えるべきだと思っています。
わたしの人生も間違いだらけの人生でした。過去のことを引き摺っていたら今日、生きられないかもしれない。
判事のことは・・・裁判官の給料が保証されているっていうのは、ある意味理想を貫けるためには必要なのではないかと思います。お金のために良心を売ったりしないようにって意味だって、昔の同僚が「まるかじり日本国憲法」の中に書いていましたが。わたしは教員であった頃、給料のことを意識せずに仕事に邁進できたことをうれしく思っています。もし今の時代のように、管理職の5段階相対評価によって昇級が決まるのだったら・・・どうなったかしら、管理職を敵に回して組合に入るってことできたかしら・・・って。ちょっと喩えが適切ではなかったですね。
 とにかくこういう風に憲法に関して国民が議論するって大事ですよね。こうしたことがたくさんできる時間と空間ほしいですね。そういう意味ではこのネット社会はいいものだったはず。それが・・・国家機密法で。公務員が縛られれて内部告発もできなくなったら・・・怖いです。わたしは教員時代、HPに書いたことで管理職に文句をたくさん言われ続けてきたので、よけい神経を尖らせます。
コアラ
2013年10月24日 23:10
現行日本国憲法の内容が日本国民の願いでもあったという証拠。たとえば女性にも参政権をよこせという運動は大正時代から始まっていましたし、その基盤は明治時代中頃にはすでにありました。明治の初めには男女は平等という観点から女学校教育が始まったくらいです。途中から良妻賢母教育に変えられたがこの伝統は生きていた。また労働者の権利を求める運動もすでに明治に始まっています。明治の皇室典範制定のとき、女性の皇位継承権の確立を主張した伊藤博文は皇位は男系継承が祖法だとした人々に対して古来女性天皇は多いし男性以上に力を発揮していることと、男女同権は世界の流れだと言った。また平和主義は、これは日本だけではなく世界の人々の理想でもあった。第一次世界大戦の惨禍を見てしまった人々は、どうにかして戦争をやめさせることを考えた。国際連盟の創設もそうだったし、戦後アメリカが主導して次々と軍縮条約を締結させたのも人々の平和への希求があったから。そしてこの思いの結晶が不戦条約。1928年かな? いかなる国際紛争にも武力を使わないことを宣言し、日本も含めて欧米列強もみなこれに調印した。自ら戦争を始めた日本・ドイツ・イタリアはこの不戦条約違反で裁かれた。そして不戦条約の精神と規定そのものに基づいたのが日本国憲法の第9条だ。ドイツやイタリアの憲法にも不戦条約の精神は生かされた。だが戦勝国はこの条約の規定をそれぞれの国の憲法に盛り込まず、国連憲章の中に国連軍を持って平和を維持する規定を入れてしまったために、安保理理事国たる彼らには正義(人権擁護とか国際平和とか)をかざして戦争を始める権利を与えてしまったのがすべての間違いなんですよ。国連にも戦争する権利を与えてはいけなかった。
ののはな
2013年10月24日 23:17
20130221 ニュース深掘「集団的自衛権、外交、TPP、一刀両断」孫崎享さんの放送是非聞きましょう!!
とてもまともな方です。とても勉強家でもあり、まっとうな考え方をする孫崎さん!こんな人がいたのか・・・とこの夏から彼の本を数冊読んで知っていたが。いろんなところで議論をしようとすると彼の考えをじっくり聞こうとする人がいなくて、彼がうまく話せないのでいらいら。このラジオではじっくり聞けます。是非、聞いて今問題になっていることの真実を知りましょう!
http://youtu.be/GqYiNqgm8Wg
ののはな
2013年11月02日 19:31
♡゚。コアラさん゚。♡
この頃、なんだか精神的に疲れているのかな~ドジが多いです。
休みの日はただただぼっとしていたい。取りためたTVの番組もたまったまま、ただ娯楽の海外の映画ばかりみてごろごろ、なんでしょうね。
コアラさんのおっしゃる「現行日本国憲法が日本国民の願いであった」すごく納得です。

>女性にも参政権をよこせという運動は大正時代から始まっていた
>明治の初めには男女は平等という観点から女学校教育が始まった
そうですよね~

>労働者の権利を求める運動もすでに明治に始まっている
>平和主義は、これは日本だけではなく世界の人々の理想でもあった
ふむふむ・・・

>不戦条約の精神と規定そのものに基づいたのが日本国憲法の第9条
>ドイツやイタリアの憲法にも不戦条約の精神は生かされた
そうだったんですね。

>戦勝国はこの条約の規定をそれぞれの国の憲法に盛り込まず
>国連憲章の中に国連軍を持って平和を維持する規定を入れてしまった
>安保理理事国たる彼らには正義(人権擁護とか国際平和とか)
>をかざして戦争を始める権利を与えてしまったのがすべての間違い

なるほどね~そうだったんですね。すごい現代史の勉強をまたさせてもらいました。
どうしてわたしはこんな風にきちんと学習してこなかったのかな。勉強嫌いだったってすごく不幸なことですね。
わたしの頭は数学みたいな単純なことしか理解できなかったみたい。
こうして現実を見つめることにもっとタフにならなければ。
ありがとうございます!


 
コアラ
2013年11月02日 22:56
 ののはなさん。お疲れのようですね。そういうときは何も考えないで楽しい映画をゴロゴロして見てください。リラックスするのが一番。好きなお酒を少し飲みながら大好きな音楽を聴くのも良い。現実はそうそう、思う方向には行きませんよ。短い時間帯の中では。あせらずじっくり腰を構えていくしかありません。
 近代史現代史をきちんとしらないのは、ののはなさんのせいではありません。日本の学校では小学校から高等学校まで歴史は習うのに、近現代史はざっと通り過ぎるだけ。原始古代から始めるからここに来る時にはすでに時間切れ。これをずっと繰り返してきたから近現代史をきちんと教えられる教師も少ない。僕が詳しくなったのは、大学時代に高松塚古墳が発見されたときにこれが渡来人の墓かそうではないかという論争に引かれて日本人と日本国家の起源に興味を持ち学び始めた。その際にこのテーマが近代以後の日本の歴史の中でゆがめられていたことに気がついて、それで自分で近現代史を学び直したのがきっかけです。そしてこれが大学時代に明治維新の見直しにつながった。古代史を研究した結果として近現代史の見直しを自分でやったのです。全部独学。しりたいと思った時がその時です。今ののはなさんが孫崎さんの本に出会って現代史を学び直しているもの、それ。興味をもったらどんどん手を出して行きましょう。

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