立憲デモクラシーの会発足 賛同を!





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4月18日 20時30分の「NHKWEBニュース」で
「立憲デモクラシーの会」発足を知る

>集団的自衛権を巡って安倍総理大臣が憲法解釈を変更することに意欲を示すなど、今の政治状況は憲法が権力を縛る「立憲主義」の考えとかけ離れているとして、憲法学や哲学などさまざまな分野の学者たちが、憲法と政治の在り方を考える会を発足させました。

>この「立憲デモクラシーの会」は、憲法学や哲学などさまざまな分野の学者50人が参加するもので、18日、都内で発足式が開かれました。

>この中で、共同代表で憲法学が専門の奥平康弘東京大学名誉教授が「今の政治状況は、去年の“憲法96条改正論議”で一般にも浸透した、憲法が権力を縛る“立憲主義”の考え方からかけ離れている」と指摘しました。

>続いて政治学が専門の杉田敦法政大学教授が設立趣旨を読み上げ、「安倍総理大臣は集団的自衛権の行使容認に向け憲法解釈を変更しようとしているが、今必要なことは憲法に基づく政治を取り戻すことだ」と訴えました。

>メンバーの1人で哲学が専門の西谷修立教大学教授は、「成熟した議論もなく政治家の勝手な解釈などで憲法を実質的に変えてしまうことに危機感を覚えて参加した」と話していました。



解釈改憲にノー 
学者50人が連携

わたしは早速賛同するために署名
あなたも
「立憲デモクラシーの会」
をクリックしてみてください!








「立憲デモクラシーの会」



「立憲デモクラシーの会」 設立趣旨

 
 決められる政治を希求する世論の中で、安倍政権は国会の「ねじれ」状態を解消したのち、憲法と民主政治の基本原理を改変することに着手した。特定秘密保護法の制定はその序曲であった。我々は、戦後民主主義の中で育ち、自由を享受してきた者として、安倍政権の企てを明確に否定し、これを阻止するために声を上げ、運動をしなければならないと確信する。それこそが、後の世代に対する我々の責務である。

 実際、安倍政権は今までにない手法で政治の基本原理を覆そうとしている。確かに、代議制民主主義とは議会多数派が国民全体を拘束するルールを決める仕組みである。しかし、多数を全体の意思とみなすのはあくまで擬制である。一時の民意に支持された為政者が暴走し、個人の尊厳や自由をないがしろにすることのないよう、様々な歯止めを組み込んでいるのが立憲デモクラシーである。それは、民主主義の進展の中で、民衆の支持の名の下で独裁や圧政が行われたという失敗の経験を経て人間が獲得した政治の基本原理である。しかし、安倍政権は、2つの国政選挙で勝利して、万能感に浸り、多数意思に対するチェックや抑制を担ってきた専門的機関――日本銀行、内閣法制局、公共放送や一般報道機関、研究・教育の場――を党派色で染めることを政治主導と正当化している。その結果現れるのはすべて「私」が決める専制である。この点こそ、我々が安倍政権を特に危険だとみなす理由である。

 安倍首相の誤った全能感は、対外関係の危機も招いている。2013年末に靖国神社に参拝し、中国、韓国のみならず、アメリカやヨーロッパ諸国からも批判、懸念を招いた。日本は満州事変以後の国際連盟脱退のように、国際社会からの孤立の道を歩もうとしている。

 万能の為政者を気取る安倍首相の最後の標的は、憲法の解体である。安倍首相は、96条の改正手続きの緩和については、国民の強い反対を受けていったん引っ込めたが、9条を実質的に無意味化する集団的自衛権の是認に向けて、内閣による憲法解釈を変更しようとしている。政権の好き勝手を許せば、96条改正が再び提起され、憲法は政治を縛る規範ではなくなることもあり得る。

 今必要なことは、個別の政策に関する賛否以前に、憲法に基づく政治を取り戻すことである。たまさか国会で多数を占める勢力が、手を付けてはならないルール、侵入してはならない領域を明確にすること、その意味での立憲政治の回復である。そして、議会を単なる多数決の場にするのではなく、そこでの実質的な議論と行政監督の機能を回復することである。

安倍政権の招いた状況は危機的ではあるが、日本国民の平和と民主主義に対する愛着について決して悲観する必要はない。脱原発を訴えて首相官邸周辺や各地の街頭に出た人々、特定秘密保護法に反対して街頭に出た人々など、日本にはまだ市民として能動的に動く人々がいる。この動きをさらに広げて、憲法に従った政治を回復するために、あらゆる行動をとることを宣言する。


Save Constitutional Democracy Japan 2014: Prospectus

Amidst the popular demand for decisive government and with control over both Upper and Lower Houses of the Diet, the administration of Abe Shinzo has launched an aggressive campaign to transform the fundamental principles underlying Japan’s Constitution and democratic politics. The passage of the Secret Information Protection Act was a prelude to this larger project. Having been raised in the era of postwar democracy, and enjoying the freedom this conferred, we believe that we must clearly voice our opposition to the goals of the Abe administration and take action to oppose their realization. This is our obligation to future generations.

The Abe administration has employed heretofore unheard-of methods to undermine the basic principles of politics. To be sure, parliamentary democracy is an arrangement through which the rules to which all people are subject are decided upon by the majority party. The idea that the majority can represent the will of an entire people, however, is nothing more than a legal fiction. The various restraints imposed in a constitutional democracy serve to protect the people from the reckless actions of the government of the day that may show little regard for individual dignity and freedom. The political principle of constitutionalism has been established through past failures: despotism and tyranny have been established in the name of popularly supported democratic government.

On the heels of victory in two national elections, however, the Abe administration is now steeped in the sense of its own omnipotence. This administration has justified as “political leadership” its attempts to impose a partisan orientation upon organizations—including the Bank of Japan, Cabinet Legislation Bureau, NHK and other broadcasters, research and educational institutions—that ought to play an important role in imposing checks and restraints upon the exercise of the majority will. The result of such efforts is autocracy. It is for precisely this reason that we view the Abe administration as particularly dangerous.

The Abe administration’s misguided sense of omnipotence also poses a threat to Japan’s foreign relations. Abe’s visit to Yasukuni Shrine in late 2013 prompted worries and elicited criticism from not only China and South Korea, but also the United States and the countries of Europe. Once again Japan appears to be isolating itself from international society, as it did with its withdrawal from the League of Nations following the Manchurian Incident.

Prime Minister Abe’s ultimate goal is to dismantle Japan’s Constitution. In the past Abe was forced to abandon his attempt to relax the regulations established by Article 96 for constitutional revision in the face of strong opposition from the Japanese people. Now, however, Abe is attempting to change the existing interpretation of the Constitution by cabinet decision so as to approve Japan’s right to collective self-defense, effectively rendering Article 9 of Japan’s Constitution meaningless. If the Abe administration is allowed to do as it pleases, the issue of revising Article 96 will be raised again, and the Constitution may no longer be able to restrict the reach of government.

What is essential now is that we first return to a politics rooted in the Constitution, setting aside differences over specific policies. This means a revival of constitutional government, with its rules limiting the reach of whatever party happens to hold a parliamentary majority, and specification of the areas into which government may not intrude. This also means reviving the Diet’s functions as not merely the site of majority-based decision-making, but also of substantive debate and administrative oversight.

While the actions of the Abe administration pose a very real danger, there is no need for pessimism regarding the Japanese people’s dedication to peace and democracy. Japan still has many active citizens, as demonstrated by the tens of thousands who marched to the Prime Minister’s residence and took to the streets to oppose Japan’s reliance upon nuclear power and the Secret Information Protection Act.

We hereby declare our intention of joining and expanding such opposition in order to restore constitutional democracy to Japan.



設立呼びかけ人


憲法学(法学)関係

愛敬浩二 名古屋大学・憲法学
青井未帆 学習院大学・憲法学
蟻川恒正 日本大学・憲法学
石川健治 東京大学・憲法学
稲正樹 国際基督教大学・憲法学
奥平康弘 東京大学名誉教授・憲法学
木村草太 首都大学東京・憲法学
小林節 慶應義塾大学名誉教授・憲法学
阪口正二郎 一橋大学・憲法学
高見勝利 上智大学・憲法学
谷口真由美 大阪国際大学・国際人権法
長谷部恭男 早稲田大学・憲法学
樋口陽一 東京大学名誉教授・憲法学
水島朝穂 早稲田大学・憲法学
最上敏樹 早稲田大学・国際法学

政治学関係

石田憲 千葉大学・政治学
伊勢崎賢治 東京外国語大学・平和構築
遠藤誠治 成蹊大学・国際政治学
大竹弘二 南山大学・政治学
岡野八代 同志社大学・政治学
齋藤純一 早稲田大学・政治学
坂本義和 東京大学名誉教授・政治学
白井聡 文化学園大学・政治学
杉田敦 法政大学・政治学
千葉眞 国際基督教大学・政治学
中北浩爾 一橋大学・政治学
中野晃一 上智大学・政治学
西崎文子 東京大学・政治学
三浦まり 上智大学・政治学
柳澤協二 国際地政学研究所
山口二郎 法政大学・政治学

経済学関係

金子勝 慶應義塾大学・経済学
中山智香子 東京外国語大学・社会思想
水野和夫 日本大学・経済学
諸富徹 京都大学・経済学

社会学関係

市野川容孝 東京大学・社会学
上野千鶴子 立命館大学 ・社会学
大澤真幸 元京都大学教授・社会学

人文学関係

内田樹 神戸女学院大学名誉教授・哲学
桂敬一 元東京大学教授・社会情報学
國分功一郎 高崎経済大学 ・哲学
小森陽一 東京大学 ・日本文学
佐藤学 学習院大学・教育学
島薗進 上智大学・宗教学
高橋哲哉 東京大学・哲学
林香里 東京大学 ・マス・コミュニケーション
西谷修 立教大学・思想史
三島憲一 元大阪大学教授・ドイツ思想

理系
池内了 名古屋大学名誉教授・宇宙物理学





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「私が決める政治」のあやうさ:立憲デモクラシーのために

主催: 立憲デモクラシーの会・法政大学現代法研究所
日時: 4月25日(金) 午後6時~8時
会場:法政大学 富士見キャンパス 58年館3階834教室

開会挨拶 奥平康弘(憲法学)

基調講演
愛敬浩二(憲法学・名古屋大学)
 「立憲デモクラシーは『人類普遍の原理』か?」
山口二郎(政治学・法政大学)
 「民意による政治の意義と限界-なぜ立憲主義とデモクラシーが結び付くのか?」

シンポジウム「解釈改憲をどうとらえるか」
毛里和子(中国政治・早稲田大学)
青井未帆(憲法学・学習院大学)
大竹弘二(政治学・南山大学)
 シンポジウム司会 阪口正二郎(憲法学・一橋大学)

閉会挨拶 杉田敦(政治学・法政大学)

総合司会 齋藤純一(政治学・早稲田大学)


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この記事へのコメント

コアラ
2014年04月20日 12:03
早速賛同署名をしました。コメントには、「暴走する安倍政権を選挙で支持した人は、国民のほんの一部にすぎません。なのに高い支持率を背景に、戦後多くの人々が築いてきた平和の礎を、一部の過激な人の意見だけで解体することは許せません。安倍政権の暴走を危惧する国民は、一人でも多く、反対の意思を表明するべきです。」と書いておきました。
珊底羅
2014年04月20日 20:29
 今晩は。
 政治は何か、よく考えてほしいと希求する。
2014年04月21日 12:56
ののはなさん、「立憲デモクラシーの会」を紹介してくださって有難うございます。早速私も書名しました。コメントを添えてね。
これまでは、いわゆるオピニオンリーダーと呼ばれる人たちの声がまとまっていませんでした。私はそのことが歯がゆくて、何度もブログに訴えてきましたが、ようやく動き出しましたね。
一介の老人ですが、私も議会制民主主義への希望を捨てないで、発言を繰り返していこうと思います。
ののはな
2014年04月29日 19:00
♡゚。コアラさん゚。♡
ありがとうございます!!
この時代の危機を感じて、動き始めてくださる方、それをきちんとキャッチしてくださる方、そういう人たちがいることが、今の重苦しい時代でもほんの少し救われる気持ちになります。ほんの一部の人の支持しかないってこと本人たちもわかっているのではないかしら。それも次の選挙までと。だからこんなに焦っている。アメリカからもそんなに性急にならなくてもって言われているのに、とにかく政権を取っている間にやれるだけやろうって感じですね。今、国民は黙っていてはいけないですね。しかし立場上物言えない人も多い。これからは自由になった年配者ががんばらなきゃね。
ののはな
2014年04月29日 19:02
♡゚。珊底羅さん゚。♡
今の政治家にはもう一度政治経済を勉強し直してもらいたいですね。三権分立はなんのためにあるのか。と書いてわたしも勉強しなきゃって気持ちに。がんばりましょうね。
ののはな
2014年04月29日 19:06
♡゚。あきさん゚。♡
あきさんもありがとう!!
こういう人たちが立ち上がってくれるって心強いですよね。あきさんのブログも世の中を押しているでしょうね。それにマスコミ。TV社や新聞社への働きかけ。やらなきゃと思っていてもつい過ぎてゆく。日野にいる友人は朝起きたら、必ずニュースを見て、ちゃんと電話をかけるのですって。そういう人になりたいって思った。あきさん、お互いにがんばりましょう!!

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