日本国憲法 誕生の真相を映像で学ぼう

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                                鈴木安蔵

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憲法草案要綱 憲法研究會案
[1945年12月26日発表]










真の戦後をもたらした「日本国憲法」の制定
戦前、権利と自由を迫害されて命をかけて
血を流し人としての権利を生きようとした人々がいた
その多くの日本人が願い欲した憲法を作るまでに
どんなことがあったのか
わたしたちは知っているのだろうか

今、その血であがなわれた世界に誇る日本の憲法を
自分流に変えようとする安倍政権

ここでわたしたちがくじけては
過去の多くの人々へも
これから生きる未来の人々へも
顔向けができない

1945年にいったいなにがあったのか
今日は映像で学びたい



日本国憲法 誕生の真相 ~ 映画「日本の青空」(30分ダイジェスト版)

公開日: 2013/05/13

 「日本の青空」は、終戦後の憲法作成に尽力した鈴木安蔵という無名の憲法学者を描いた映画です。ストーリーは女性編集者(田丸麻紀)が鈴木安蔵の足跡を取材する、というかたちで描かれています。

キャスト(Cast)
高橋和也 : 鈴木安蔵(在野の憲法学者)
藤谷美紀 : 鈴木俊子(安蔵の妻)

田丸麻紀: 中山沙也可(雑誌の編集者)

加藤剛 : 高野岩三郎(社会統計学者、元東大教授)
宍戸開 : 白州次郎(終戦連絡中央事務局参与)
児玉謙次 : 松本烝治(国務大臣・憲法問題調査委員会委員長)

Blake Crawford : Egerton Herbert Norman (CIC調査部長、ハーバート・ノーマン)
Delcea Mihaela Gabriela : Beate Sirota Gordon (GHQ民生局員、ベアテ・シロタ・ゴードン)



大澤豊・監督
Directed by Osawa Yutaka


日本国憲法の草案はメイドインジャパン(時間のあるときにじっくりご覧下さい)

公開日: 2013/11/18

 現行の日本国憲法はアメリカの押し付けだ、という定説は改憲派の論拠のひとつになっている。たしかに、GHQ草案をベースに現在の日本国憲法の原案(大日本帝国憲法の改正案)が日本政府によって作られたことは歴史的事実ではあるが、番組はそのGHQ草案の1ヶ月以上前にすでに日本の民間人による独自の憲法草案が存在し、その草案が逆にGHQ草案にも影響を与えた可能性を指摘した。
 それは有識者7人が1945年11月に結成した「憲法研究会」による草案で、主権在民や平和主義、表現の自由、男女平等などをうたっていた。7人の顔ぶれは高野岩三郎、森戸辰男、杉森孝次郎、馬場恒吾、鈴木安蔵、室伏高信、岩淵辰雄という、当時の進歩的な学者、評論家、ジャーナリストらで、いずれも戦時中は治安維持法違反などで逮捕・収監され、または職場から追放されるなど、塗炭の苦しみを味わった人々だ。

「押し付け憲法だから改憲、という論を聞くが、憲法9条は日本人が作った」――。2013年6 月5日、参議院議員会館で開かれた「第4回立憲フォーラム勉強会」に講師として登壇した作家・半藤一利氏はこのように話し、当時の幣原喜重郎首相が、 GHQ最高司令官であるダグラス・マッカーサー氏と会談した際に、憲法9条案を進んで提案したと説明した。
 著書『日本国憲法の二〇〇日』(プレジデント社)を出版した際は、マッカーサー氏側から提案があったと認識していた半藤氏だが、その後、勉強しなおし、先述の通りに結論を変えたという。
 曰く、幣原氏とマッカーサー氏の会談は通訳を介さずに行われ、録音なども残っていないため、証拠はない。しかし、マッカーサー氏は「幣原が提案した」と語っており、幣原氏は「自分が作った」と語っていないものの、否定はしていない。

 幣原氏が9条案を持ちだした背景には、1928年(昭和3年)8月27日フランス・パリで、日本を含む当時の列強諸国15カ国間で締結された「パ リ不戦条約」がある、と半藤氏は語る。不戦条約は、第一条において、国際紛争解決のための戦争の否定と国家の政策の手段としての戦争の放棄を宣言してお り、調印に関わった幣原氏は、同条項の影響を強く受けていたというのだ。
 ところが、昭和6年の満州事変。半藤氏は言う。
 「これが陸軍総ぐるみの謀略であることは間違いない。侵略戦争を『自衛』と称し、不戦条約違反にはあたらないとした日本に、世界各国は不信感を持った。国際的信用を失った日本はその後、太平洋戦争への道を突っ走った。せっかくの不戦条約を、日本自らが先に破ったのだ」
 「もう一度この精神を取り戻す」。幣原氏のこの提案に、マッカーサー氏は感動し、同意したという。
 新憲法制定に向けた議論を行う「衆議院憲法改正案小委員会」では、当時、憲法担当大だった金森徳次郎議員が1365回もの答弁に応じ、新憲法に関する議論は何重にも重ねられた。
 「昭和21年4月10日、選挙法が変わり、婦人参政権も入った。戦後日本は、新しい議員たちが、選挙で選ばれ、新しい議会を形成した。そこに、政 府が決めた憲法草案が提出された。新しい日本が始まった」。半藤氏は、こうした時代背景を語った上で、「決して憲法は押し付けでなく、戦後、新しく選ばれ た議員による討議を経て、やっと作られたものだ。こうした事実をみろ、と言いたい」と、「押し付け憲法論」に何度も釘を差すように語った。

 日本国憲法が、歴史的・国際的な「正統性」のもとに生まれた、人類の英知の結晶とも言うべき存在であることが強く印象付けられる。再現映像なども交えて当時の議論のようすを丁寧に描写している。「人類の普遍的価値を体現した日本国憲法が、一時の政治的な思惑で安易に改変されていいのか」



DVD あぶない憲法のはなし 小森陽一「自民党憲法改正草案」解読
2013年2月14日 収録

 本性を小出しにする安倍晋三自民党政府だが、自民党が考える「憲法改正」は国のありようを根本から変え、私たちの生き方すら縛り変えさせるものになっている。
いったい自民党はどのように憲法を変えようとしているのか。自民党草案の危険な中身は。小森陽一さん(九条の会事務局長)に現憲法と自民党草案を比較し解説してもらった。
忙しい人でもちょっと時間をつくってこれを見てほしい。そして自民党が考える「憲法改正」の危険な中身について議論を起こしてほしい。

※「自民党憲法改正草案」を参照しながら小森さんの話を聞くと理解が深まると思う。
⇒自民党憲法改正草案(http://www.jimin.jp/policy/policy_top...

はじけるしゃぼん星

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この記事へのコメント

コアラ
2014年05月06日 11:23
 GHQの憲法草案に影響を与えた、日本人自身の極めて民主主義的な憲法草案があったこと、そして現憲法成立に尽力した憲法学者鈴木安蔵氏のことは、かつてNHKが番組で紹介していたことです。九条が幣原の提案という話は初めて聞きましたが、9条の考え方の背景に不戦条約があったことはよく知られたことですし、東京裁判で日本が裁かれた背景に、不戦条約違反があったことも良く知られた話です。でも一般にはまだまだ知られていませんね。改憲派の嘘を暴露する活動は重要です。国連憲章が不戦条約の発展型だということも大事ですね。
2014年05月06日 15:40
いつもながら、ののはなさんのブログに強い感銘を受けました。
改憲派、イコール戦前の軍国主義派と言うことは明らかです。集団的自衛権の範囲を強引に拡大解釈し、数の論理で国会を押し切ろうとしていますが、もっての他の愚挙、暴挙です。
憲法によって守られている国民の尊厳を唾棄するものです。
日本国憲法の根幹である9条の精神を形骸化してしまえば、近隣諸国をいたずらに刺激するだけです。
アメリカが賛成しているといいますが、アメリカが望んでいるのは日本が東アジアに緊張をもたらさないことです。
国民が目覚めて、自民党の動きにブレーキを掛けなければなりませんね。
珊底羅
2014年05月07日 15:13
 今日は。
 守るのも大切ですが、記事を読んで弊害も考える時期に来ていると思います。保障されてるがゆえに、理由をつけて働かない。生活保護の増大が物語っています。全文そのまま守るのか、若干の修正をするのか同時に捻ってほしいと思う。99条に守る義務は大臣、裁判長、国会議員などあげていますが、国民が守らなければいけないのです。無関心は御法度。
ののはな
2014年05月08日 00:33
♡゚。コアラさん゚。♡
 コメントありがとう!!
「日本の青空」はもう少し音声がはっきりするといいのですが・・・。が、美智子皇后が「日本における女性の人権の尊重を新憲法に反映させたベアテ・ゴードンさん」と功績をたたえているベアテ・シロタ・ゴードンさんのことがよ~くわかってわたしはよかったと思ってます。
「日本国憲法の草案はメイドインジャパン」はわたしも知らなかったことが頭のなかでしっかりつながって見る価値はあったと思ってます。
 ほとんどの人はよく知らずにいると思い載せました。こうしたことも何かの役に立つかなって。安倍はあまりにも極右なんだ、今の自民党はひどいことになっているんだってことを多くの人が知らなさすぎる。わたしは普通の人なので、ほんとうにまわりの人たちのことが見えます。新聞に書いてあることレベルのことが常識にならない人たちにどう知らしめていくか、これが課題ですね。先日の法政大のシンピジュムを聞きながら思ったことは、やはりわたしたちは長いこと、内輪で闘争していたことで、なにか大切なことを失ったのではないかということ。やっと危機感でこうした人々が動き始めていること、うれしいと同時に悲しいと思いました。
 コアラさん、もっとなにかできることあったら教えてくださいね。5月3日の朝日新聞の広告意見欄に多くの友人の名前をみつけ、すごく勇気がでました。やはり声をあげてゆくこと大切ですね。
ののはな
2014年05月08日 00:45
♡゚。あきさん゚。♡
わたしはバランスよくいろんなことを考えられる人ではないし、自分の文章で相手にきちんとわからせられる自信もないし、なにより今は時間がない。とすれば、こうした切り貼りでもいいのではないかと自分に言い聞かせています。
 なにより自分にとってこの映像はいい勉強になりました。伊藤真さんのDVDもわかりやすくていいですよ。この連休はそうやって勉強していました。
 今の安倍政権がやろうとしていることは、戦後68年間の努力を一瞬にして無にしてしまうことですね。このところの隣国・韓国の悲劇を見ていて思うのは・・・・韓国のほんとうの悲劇は日本に併合されて言葉から文化まで奪われたあげく、独立後は南北に分断され、アメリカのいうがままに軍事力をもち、今ではアメリカなしでは生きられない国になっているということではないかしら。どうして日本は隣国のこういう姿から学ばないのかなってこと。日本が平和憲法を捨てて、戦前に戻って、アメリカが喜ぶように軍事をもったならば、誰が一番よろこぶのでしょうか。だれが一番悲しむのでしょうか。国民はもっと知るべきですよね。首相が自分のお気に入りばかりの人事で退陣に追い込まれる国がうらやましいです。
ほんとうにお互いにがんばりましょうね。
2014年05月08日 11:36
お久しぶりです。あきさんのblogでまたこちらに伺いました。憲法云々…あまりに日本国民は無関心の人任せ過ぎます。自分の国の、民族の歴史や世界のなかでの立ち位置を知らなさすぎます。社会科が好きでも得意でも入試にはなんの役にも立たないから無駄だと言い切る教育者もいます。 本は読まない…ニュースも観ない…字を書かない… 自分中心の小さな世界の中にしか生きられない人達に、果たして、憲法はどんな力があるのか…。あらゆる手を使って、繰り返し 視聴覚に訴える…これしかないですね~。タレントさんも協力するとか…。
ののはな
2014年05月09日 22:48
♡゚。珊底羅さん゚。♡
国民の多くが平和惚けで、この憲法のありがたみがわかっていないのですね。明治・大正・昭和初期の人々の生き様を知る度に、理論が体現された生き様に驚きます。わたしたちは、一度ひどい目に遭わないと気づかないのでしょうかとさえ思ってしまう。
ののはな
2014年05月09日 22:53
♡゚。ライブラさん゚。♡
お久しぶりです。再開されたことうれしいですよ。ブログは気張らず、淡々と続けるのもありですね。この頃忙しくてじっくり文章が書けないので、こんな切り貼り(切った貼ったはお得意で日々、新聞の切り抜きに時間をとられています)でもいいかな~って最近は開き直っています。この憲法特集だけはみなさんに読んでもらいたくて。いや聞いてもらいたくて・・・
憲法を感性に訴えるステキな詩にしてくださる方いないかな~そんな願いもあります。真に学ぶことの意味を学校で教えられていない生徒の多いこと。残念ですが、ひょっとしてそれも国家のねらいかも。

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