イーストわんちゃん物語

20016年の春


イーストの住人の方から

「花壇にでも置いていただけません?」と

一匹のわんちゃんが花壇にやってきた




吾輩は犬である。

名前はまだ無い。

どこで生まれたか

とんと見当がつかぬ。




IMG_3444.jpg


とはいえ、人知れず

「白ちゃん」と 呼ばれている...


gallery01_2077.jpg




吾輩はここで始めて

ボランティアをする

物好きな人間を見た。

気がつけば吾輩の首に

赤い紐があった。




朝夕

多くの人々が花壇の前に足をとめ

「おはよう!」

「ただいま!」と

いつしかみんなの人気者




2017年の春



ある日

吾輩の体がめちゃくちゃ動いて

むやみに眼が廻る。

胸が悪くなる。

あとで聞くと

それは春一番だったそうだ。



こうして春の嵐に翻弄されたわんちゃん

前足断裂・耳たぶ損傷の大怪我

わんちゃんのいない花壇をのぞき込んでは

西花壇の隣で芝生の除草をしているクラブ員に

「どこ行ったの?」と問いかける子どもたち


花が咲いてもどこか寂しい花壇

それならとクラブ員宅から

かわいい3匹の子猫ちゃんが


IMG_6583.JPG


花壇のアイドルになってと願っていた

その年の暮れ

子猫ちゃん誘拐事件が発生


こんなとき

子猫を探す手立てが

全くないことに直面

哀しい事件




2018年の秋


日本列島を史上初の超大型台風が

イーストの花壇にも立て続けに2つの台風が直撃

花壇のバックにある非常扉が外れて

西花壇のお花もろとも

わんちゃんをなぎ倒した


胴体真っ二つに割れ背中も欠損

石田医院に緊急入院

なんとか生きのび

手作りの黒い首輪をつけてもう




IMG_2857.jpg



吾輩は犬の分際だから

偉そうなことは言えぬが

こう度々

死ぬような目には

遭いたくないと思う。





2019年の秋



この秋の台風でまたもや

わんちゃんに悲劇が襲いかかった

胴体と首がまっ二つに


4939.jpg


もう今度こそだめか・...

しかし西村病院で大手術



シロちゃんの修復材料.jpg
上の写真にあるもので

欠損部位を整形

体内に紙粘土+発泡スチロールと

プチプチで補強

なんと見事にわんちゃん復帰



2020年の正月


わんちゃんは元気に西花壇にもどってきた

よかった~だれもが胸をなでおろした


20200118_223439.jpg




此の度の台風とやらには

もうとうてい助からないと思った。

どさりと音がして

眼から火がでた。

それまでは記憶しているが

あとは何のことやら・・・








はじけるしゃぼん星

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この記事へのコメント

2020年01月21日 13:10
「お帰りなさい。」と、思わず声を
かけたくなるワンちゃんですね。
復活再生の物語、まるでTVの報道特集番組を
視聴してるような気分になりました。
こうなったら、この先ずっとこの花壇の
守り神でいてほしいもの。今年の台風の季節は、
どこか避難場所を見つけた方がいいのかも…です。
2020年01月21日 22:20
こんばんは!
昨年の台風は激しかったですから
白いワンちゃんには厳しかったことでしょう。
これからは毎年大きな災害がありそうで・・・
なんだか不安になります。
これも便利(?)を追求しすぎた人間の禍かもしれませんね。
こちらの白いワンちゃんが無事で居られますように・・・☆

ののはなさんの物語力が素敵です~☆
2020年01月27日 14:12
こんにちは。

『 吾輩は犬 』の物語を拝読しました。花壇に置かれているワンちゃんが、度重なる災難にも復活しているのは素晴らしい事です。基礎を固めて固定すれば台風にも耐えられるかも知れません。花壇のマスコット犬として末長く、道行く人を見守ってほしいですね。
ののはな
2020年01月28日 23:17

yasuhikoさん!
こんなにも長くブログを留守するつもりもなかったのに
PCも新しくして、なんだかすっかりスマホだけの生活。
孫の勉強に身を入れすぎたわけでもないのですが、
毎日教材作りに追われてました。
今はちょっとした春休み。1週間ほどほっとしています。
が、明日はまたガーデニングのお仕事。
もう無理が利かなくて、あれもこれもとはできなくなりました。
またぼちぼちやっていきます。
どうぞ宜しくお願いいたします。
ののはな
2020年01月28日 23:21
komichiさん!
長くブログを留守にしてしまって。
9月に突然Pがおかしくなって、期せずして駆け込み購入に。
この頃はスマホだけの生活を。

孫は今年いよいよ6年生。で、今はちょっとした春休み
。1週間ほどほっとしています。
明日は晴れるとかで、またガーデニングのお仕事。
もう体の無理が利かない年に。
で、ゆるゆる、ぼちぼち やっていきます。
どうぞ宜しくお願いいたします。
ののはな
2020年01月28日 23:25
華の熟年さん!
こんなにも長くブログを留守するつもりもなかったのですが、すっかりごぶさたしました。これからはまた宜しくお願いしますね。

わんちゃん物語、書いているうちに少し楽しくなってきました。
まあ、ゆるゆると始めようかなと。
自分の楽しい世界をもっていないとやはりつまらないですものね。
絵の方はへたながらも3月までに3枚仕上げねばならない。
4月に展覧会です。こまったさんです。
どうぞ宜しくお願いいたします。
2020年01月30日 17:00
こんにちは。
「イーストわんちゃん」
環境による災害にもめげず 幾度かの大手術を乗り越えて
わんちゃん よく頑張ったね~(涙)
もう このわんちゃんはイーストにいなくてはならない存在ですね。
会うと 思わず「元気?」と声をかけたくなるのわかります。
これからもずっとずっと元気でいて欲しいですね。
あったかいお話 ありがとうございました!
2020年01月31日 05:10
とても素敵なお話に、心が温かくなったり、壊れてしまったという時には胸が苦しくなったり お話に引き込まれましたよ。
美しい花壇には 【 白い犬 】が似合いますね。
白ちゃん!いつまでも、其処で多くの人を癒してください。

わが家にも同じような置物(犬)があります。これは色付き。我が家で何匹もの犬が飼われては亡くなり、その度に寂しくて【魂】を求めて? 置物を家の中に飾って居ます。信心も無い私なのにね。

ビーグルやゴールデン 色々 居ますよ。
詩音連音
2020年02月13日 08:28
あはは。
上のハイジママさんのコメントに思わず笑ってしまいました。
やっぱり似たような考えの人が集うなぁ~と(^_-)-☆
ワタシもコメント書こう書こうと思って今になりました(笑)

不死鳥のごとく、蘇るワンコに思わず「頑張れがんばれ」と声を掛けてしまいました。

壊れても壊れてもワンコのことを想う人たちが集まってきて蘇るって素敵ですね。

そういう温かい心の持ち主がいるマンション、空気がほんわかピンクオレンジ色で包まれているようです。

ののはな
2020年02月23日 00:49

にゃーちゃん へ

コメントありがとう!
>このわんちゃんはイーストにいなくてはならない存在ですね
>会うと 思わず「元気?」と声をかけたくなるのわかります。
>これからもずっとずっと元気でいて欲しいですね。
>あったかいお話 ありがとうございました!

ほんとその通りなんですよ。老若男女に愛されています。
で、一時はもうだめかと思って、二世でも用意しようかと会議で提案したほどでした。でもクラブ員さんが努力して下さって。顔の表情を変えないようにとか、いろいろ工夫もして下さって、表彰ものですよ。
でもこれをポスターで発表することになったとき、「あまり自慢話にしないで」と申し出があり、ささやかに客観的にするためにこんなお話にしました。またその後のわんちゃんの様子写真に記録しておきますね。
もうすぐ春ですね。
ののはな
2020年02月23日 00:57
ハイジママさんへ

>心が温かくなったり、壊れてしまったという時には胸が苦しくなったり 

ほんとここ数年、このわんちゃん試練の連続でした。こちらの見通しの甘さ故です。で、ちょっぴり恨み節にしました。
>【 白い犬 】が似合いますね。
本当は最初は茶色でした。で、持ち主の方に白に塗り替えていただけますか、と依頼したのです。

>白ちゃん!いつまでも、其処で多くの人を癒してください。
ほんとうにそうなると思います。いつも散歩途中で、なでなでしていく幼子の姿、それにもわたしは癒やされますね。

>我が家で何匹もの犬が飼われては亡くなり、その度に寂しくて
>【魂】を求めて? 置物を家の中に飾って居ます。
わかります。犬って単純にイヌではないのですよね。
自分で飼ってみないとわからない感情がわきますね。
ハイジさんもいろいろと愛情かけてこられたのですね。
わたしには幼い日のたった一匹の「チロ」しかいませんが、忘れたことはないです。


ののはな
2020年02月23日 01:08
詩音連音 さんへ

>やっぱり似たような考えの人が集うなぁ~と(^_-)-☆
そうなんですよね。
だからこのブログって閉鎖なんかできないの。
もうたくさんの方がブログを閉鎖されたけれど、とっても寂しいです。
夕食の支度なんかしているときでも、なぜか、昔のそういう方のコメントなど思い出したりするのですもの。
で、一番つらいのは亡くなられた方。
ブログ友さんからそれを知らされたときはショックでしたね。
わたしの不義理が悔やまれて。でもね、きっとその方もベットで、昔のやりとりのあれこれを思い出しているに違いないって思うの。
詩音さん、だからわたしが不義理していても、忘れたなんて思わないでね。
わたしはこれまでのブログをすべて本にしてあります。
眠れない夜はそっと開いてみて、昔のコメント読んだりしています。
人が生きているってすてきなことだなって思う。
いつか暇になるかなと思っていても、次から次へといろんなことが押し寄せてくる。わたしの人生ってずっとそうだったような気がします。

>壊れても壊れてもワンコのことを想う人たちが集まってきて
>蘇るって素敵ですね。
>そういう温かい心の持ち主がいるマンション、
>空気がほんわかピンクオレンジ色で包まれているようです。
そうなんです。最近は男性の方も、「この頃定例会少ないのじゃない?」とか言って、なんとなくいいコミュニティになったなって気がします。
わたしがモッコウバラを植えたら、そっと行灯作りに支柱をたて、枝を誘導してくれたクラブ員。ほんと涙が出るほどうれしい。
もうすぐ春ですね。東北にも・・・