イチョウに彩られた街をパレード

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遅れ遅れでもいいから
自分の記録を残しておこうと思う

11月24日
安倍内閣の改憲暴走を許さない!
九条の会集会&パレード
に参加

開会は13時なのに
11時から整理券配布

ちょっとこれには困ったけれど
日比谷公会堂は狭いから仕方がないか

整理券をもらってから友人と日比谷公園を散歩
なかなかすてきな公園だと改めて思う

昔は夜、集会で来ても時間に追われ
じっくり庭を見たことがなかった



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 連れの友人は子育て中のとき
 よくここに連れてきたという

 松本楼で食事をして
 ここで子どもを思いっきり遊ばせて・・・

 


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イチョウの大木は
やはり秋が最高だ

多くの日本人は
与謝野晶子の歌を口ずさみながら
この金色の葉を眺めるのだろう

しかしドイツのケルンでは
人々はゲーテの詩を口ずさむらしい

ケルン市の植物園には大イチョウが
そのそばにはゲーテの詩の立て札が

長崎のオランダ商館付き医師ケンペルが
イチョウの木が気に入って
1692年に長崎からヨーロッパに持ち帰った
それが欧州に広がったとか


イチョウ(Ginkgo Biloba)

Dieses Baums Blatt,
der von Osten     
Meinem Garten anvertraut,         
・・・・
Das sind in sich selbst getrennt?       
Sind es zwei, die sich erlesen,
Dass man sie als eines kennt?
・・・・・〈1815 Goethe〉


はるか東方のかなたから
わが庭に来たりし樹木の葉よ
その神秘の謎を教えておくれ
無知なる心を導いておくれ

おまえはもともと一枚の葉で
自身を二つに裂いたのか?
それとも二枚の葉だったのに
寄り添って一つになったのか?

こうしたことを問ううちに
やがて真理に行き当たる
そうかおまえも私の詩から思うのか
一人の私の中に二人の私がいることを



文学者として識られるゲーテは
あらゆる分野においてすぐれた人だったようだ
『色彩の研究』
『ゲーテ形態学論集・植物篇 』
『ゲーテ形態学論集・動物篇』
『ゲーテ地質学論集・鉱物篇』
『自然と象徴―自然科学論集』
・・・多数の自然科学に関する著者がある

もう少し時間にゆとりができたなら
その一冊を手に取り
表面的にしか見ていない自然を
ほんの少し注意深く観察し、直感力を研ぎ澄まし
哲学者や詩人のようにも、そのものの本質を掴みたいな


おっと今日は
公園に遊びに来たのではない
九条の会の会場にも大勢の人が集まり始めた




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非戦を選ぶ演劇人の会・ピースリーディング
「9条を好きと言えなくなって・・・」の熱演


奥平康弘氏、澤地久枝氏のあいさつ
各地・各支部からの報告


画像 「九条の会アピール」に
 賛同する女性の会から
 関千枝子さんが

 「広島第二県女二年西組
 ―原爆で死んだ級友たち」
 この本を昔読んだ
 そしてヒロシマを識り
 著者の関千枝子さんを識った

 このパレードに参加できない
 多くの女性たちは折り鶴を折りました
 ひとつひとつはひとりひとりです
 と彼女は折り鶴を掲げた
 

さあ一緒にパレードしましょう!
わたしは40年近く前に
子どものために買ったタンバリンをもってきた

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イチョウの葉で、金色に彩られた街
こうしてわたしたちはくりだした


集団的自衛権反対!
日本を戦争をする国にするな!
安部内閣は閣議決定を撤回せよ!
戦争する国づくりを許さない!
憲法9条を守れ!


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パレードが東京駅で流れ解散になったとき
わたしたちは大変なことに遭遇した

タクシーから降りてきた老夫婦の様子がおかしい
大きなスーツケースを引っ張れず
足はもつれ、何度も転んでいる

大丈夫ですかと駆け寄り
友人とふたりでそれぞれを支える

ふたりは品のいい89歳と95歳
「明治神宮で孫の結婚式があって、勧められていささか飲んでいる」と

「これから兄嫁が亡くなったので、いわきまでバスで行くつもり」と

やっとのことでバスの切符売り場に連れて行く
が、老婦人はきちんと降りる場所が告げられない

長距離バスは出たばかり
と、老紳士がトイレに行きたいと言う

杖をつく老人を支えてようやくバス売り場のトイレへ
だれでもトイレがありがたい
いかんせん、わたしは女性
近くの男性にお願いする
「ではこれで、あとは娘さんができるでしょう」
「いえいえ、わたしも通りすがりの人間、もう少しお願いします」
と、老人は大きな方がしたいと言う

この通りすがりの男性にお礼を言い
また二人で老婦人と友人が待つバス停へ

自由席を待っている人の中に
気のよさそうな女性を見つけて
一部始終を話し、いわきまでの気配りをお願いする


ふたりの荷物は3個もある
各自でバスの下に入れるという

ふたりにはできないからわたしたちがやる
でも一緒に行けるわけはない
降りるときはどうなるか
とりあえず、バスの運転手にも一部始終を話しお願いする

大丈夫かな~と何度も何度もふり返り
バスに手を振り
それから、わたしたちは帰ったが
気持ちは帰れない


あの老夫婦、大丈夫ではないだろう
バスを降りる場所から、実家までどうやって帰るのだろう
携帯をもっているのだろうか
タクシーに乗れただろうか
バスの中で大丈夫だったろうか・・・・

ひどい家族だ
自分たちの現実が認知できないふたり
だから、あんな強行な計画を実行しようとするのだ
それを若い者が認知して
結婚式か葬式かどちらかをあきらめさせなければだめだろう
それが無理なら、誰かが同行すべきだろう
結婚式場で、タクシーに押し込んでさよならはないだろう


ふたりは市川のケアハウスに住んでいるようだ
「ケアハウスの食事がまずくて栄養失調になった」と
「こんなに親切にしてもらったのは初めてだ」

いろんなことが想像できて、その夜は眠れなかった





はじけるしゃぼん星

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この記事へのコメント

2014年12月11日 09:08
おはようございます♪
この老夫婦はののはなさんに会えて、本当にラッキーでしたね。
私もこの後の事が心配です。
ののはなさんが眠れなかった事、未だに心配をしてらっしゃる事など、身にしみます。
この寒さの中、幾らご夫婦だと言え、無謀ですし、
せめてバスに乗せるまではご家族でケアしてほしかったですね。
このご夫婦が1番感じてられる事でしょう。

九条の会集会参加、お疲れ様でした。
安倍内閣の暴走はどこまで突き進むのか、心痛みます。
2014年12月11日 10:18
九条の会の集会とパレードに参加されたのですね。ありがとうございます。心からお礼を申し上げます。日比谷公園の銀杏の老木、懐かしく思い出しました。
関千恵子さんは時々私が購読している機関紙に投稿してくださいます。素晴らしい方ですね。
東京駅で偶然出会われた老夫婦のお話に驚愕しました。いったいどういうことだったのでしょうか。
おそらく、神様がののはなさんたちに、この老夫婦を助けてあげるように手配されたのだと思いますが、それにしてもひどすぎる話ですね。俄かには信じられない気がします。
ゲーテと銀杏の木の話、ののはなさんの人としての深さを感じました。
偶然ですが、私はゲーテハウスを見学したり、ゲーテの親友だったシラーの生まれ故郷で銅像の前に立ったことがあります。ただの物見遊山の思い出話ですが・・・・。
コアラ
2014年12月11日 14:54
 老夫婦の話。心が痛みますね。なんで家族を大事にしないのだ。そんな風に人の心が自分のことしか考えなくなっている。こうした状況を背景にして安倍自民党の暴走があるのですね。
 自民党が単独で300議席を越えそうとか。来週月曜日から、彼らの暴走は始まることでしょう。集団的自衛権を行使できるように自衛隊法を改正してアメリカと一緒に戦争を始め、その中で憲法も改正して、都合の悪いことは国民に知らせず、国民を政府が支配するナチスのような国に日本を変える。安倍のいう「日本を取り戻す」とはこういう国にすることなのだと、もっと多くの人が認識することが大事ですね。目先の利益だけに目を奪われていると、もっと大事な自由を失い、果ては命さえも奪われることに。
ののはな
2014年12月13日 23:24
♡゚。まきちゃん゚。♡
そうなんですよ。あれからまた友人に会って、その話をしました。無事だったかしら。老紳士の方、あれから病気になっていないかしら。高齢の人ってほんの小さなことがきっかけで体調を崩し、元に戻れなくなるのを知っている。わたしの父も田舎の法事に出かけて、その後入院となりました。まきちゃんにも心配していただいて恐縮です。でも決して人ごとではありませんよね。そうです。お孫さんがいらっしゃるってことは、少なくともその結婚式には、あの方たちの子どもさんがいらっしゃるはず。なぜ、田舎ゆきを止められなかったのか、止められないなら、どうしてせめていわきまで同行されなかったのか、とても不思議です。高齢の人の現実をわたしたちはもっと考えなければって思いました。
 たぶん、今度の選挙で勢いづいて、改憲まで一気に加速したいのでしょう。そうはさせたくないです。なぜなら自民党草案の憲法は恐ろしいものです。わたしたちの人権もなくなります。以前は自民党の改憲メンバーにもいた小林節さんも、猛反対して本を書いておられるほどに、狂った憲法草案です。安部さんのまわりにはそれほどに偏った方が多いのでしょう。
ののはな
2014年12月13日 23:39
♡゚。あきさん゚。♡
わたしはお昼の集会やデモにはたいてい出かけるようにしています。今、わたしができるのはそれぐらいですから。秘密保護法施行の日の集会はお昼は360名でした。哀しくなりました。
 9条の会でも、高齢の方の姿が多かったです。でも、昔の職場の同僚に会えたりしてうれしかったです。関千枝子さんは本でしか存じ上げていなかったので、びっくりしました。私の中では若い人だったのです。渋谷での詩で非戦を考える会では、わたしの前に座っておられて、これまたびっくり。控えめな方なんですね。
 東京駅で遭遇したご夫婦、おふたりでケアハウスに住んでおられるようでした。自立されていると家族は思っておられるのでしょうが、老紳士は片目が不自由で、杖をついておられました。老婦人はきれいな方でした。でもお年を聞いてびっくり。お葬式は予定がありませんよね。突然前日に知らせが来たのでしょうね。最後だと思って、実家に帰られるのでしょう。家族のどなたかが同行すべきと思いますね。高齢になったら、若い人たちに遠慮なく甘えることも大切と思いました。
ゲーテには今の試験管ベビーを暗示させる小説もありますよね。ですからすごい人って思ってましたが、想像以上にいろんな分野で活躍された優秀な人だったのでしょうね。あきさんのご経歴もすばらしいですね。うらやましいです。ゲーテハウスやシラーの故郷へも行かれているのですか。実際の風景が思い出されてのお話ってまた違う印象があるものなのでしょうね。
ののはな
2014年12月13日 23:51
♡゚。コアラさん゚。♡
ほんとそのとおりですね。今通っているエッセイの会で、年配の講師の人が言ってました。光が丘から青砥まで来る間に、車中多くの人の姿を目にするが、だれもかれもがスマホ等に目をやっているばかりで、他人に気遣いをしないって。
>そんな風に人の心が自分のことしか考えなくなっている。
>こうした状況を背景にして安倍自民党の暴走があるのですね。
安部はまさにそんな人ですね。わたしのまわりの友人たちからは、「あんな人の妻でいるなんて気がしれない」「大きらいなタイプよ。恋人にもしたくない」おもしろい反応だと思いますが、あんなに嘘つきで、自己顕示欲が強い・・・なんて言っていいのか。弱者への視点があそこまで欠落している人間が、国のトップに立つなんて。
>集団的自衛権を行使できるように自衛隊法を改正して
>アメリカと一緒に戦争を始め、
>その中で憲法も改正して、都合の悪いことは国民に知らせず、
>国民を政府が支配するナチスのような国に日本を変える。
ほんと、そのとうり。でもコアラさんの言うとおりにならないよう祈っています。

>安倍のいう「日本を取り戻す」とはこういう国にすることなのだと
>もっと多くの人が認識することが大事ですね。
>目先の利益だけに目を奪われていると、
>もっと大事な自由を失い、果ては命さえも奪われることに。
そうなんですよ。なにが一番大切か。失わないとわからないのでしょうか。それでも自分だけはいい思いをする生き方を・・とこのところ、昔のVHSをDVDに変換する作業をやっているのですが、そうやって昔の番組とかを見ているのですが、昔はほんとうにNHKもいい番組を作っていました。で、戦争中のことをあれこれ思ってみるのですが、愚かな人がたくさん。哀しいです。
2014年12月25日 09:22
日本人は劣化している? そう思う事が度々です。
選挙もそう~。
街の中の 親切じゃ無い方々もそう~。
お馬鹿な人が増えているような・・・?
ののはな
2014年12月26日 22:15
♡゚。ハイジママさん゚。♡
そうですね~。今、昔のビデオテープをDVDに変換する作業をしながら、何ひ百本というテープを見ているのですが、昔の人々のすばらしさに驚きです。あんな人たちが今の時代にいるだろうかと。またNHKもそうですが、いい番組を作らなくなりましたね。安直に海外からのものを流している。情けないですね。

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